想像以上の未来は、想像しなくていい。

ESSAY

「今の自分には想像もできないような素晴らしい未来が待っている」

これ、わたしは本当にそうだと思っています。

むしろ人生なんて、そんなことばかりじゃないでしょうか^^

思いがけない人と出会ったり、たまたま始めたことが仕事になったり…。

予定どおりにいかなかったことが、思いもよらない場所へ連れていってくれたりする。

だからわたしは、今の自分が想像している未来よりもっと素晴らしい未来がある、に関しては淡々と

「そりゃあるでしょうね」と思っています。

 

ただ、いまいち腑に落ちないこともある。

時々、そういう「想像以上の未来」「今の自分からは予測できない未来」をイメージしようみたいな話が出てくることがある。

「今の延長線上ではない未来を描きましょう」
「現状の外側にゴールを設定しましょう」
「制限が一切なかったらどうなっていたいですか?」
「今の自分では想像できないくらい大きなビジョンを描きましょう」
「理想の未来をありありと感じてください」

・・・こんな感じで、ワークしたりとかもありますよね。

想像以上の未来って…そもそも、想像できないのでは?笑

と、いつも密かに矛盾を感じてしまい、いつもできませんでした。

 

感覚を研ぎ澄ませたり、潜在意識を探ったり、自分の奥深くとつながって

まだ見えていない未来を、今この瞬間に取り出そうとする。

でもそれって、

結局は「想像の範囲内の未来」ですよね?

未来には、まだ会ったことのない人もいる。

まだ知らない場所もある。

これから偶然目にするものもあるだろうし、突然興味を持つものもある。

予定どおりにいかなくて、仕方なく選ぶように思えるときもあるかもしれない。

今のわたしが持っていない材料がこれからいくらでも増えていくのだから、

今のわたしが未来の完成図を知っていたら、おかしい話。

 

もちろん、

「こんなふうになったらいいな」

と想像するのは楽しい。

わたしもたまに浮かんだりはする。

でも、それは未来を決めるためじゃない。

今のわたしが「これ、いいな」と感じているだけの話。

何かにつながってもいいし、つながらなくてもいい。ただ「今のわたし」を満たすだけ。

 

世の中にはいろんな捉え方があるんだけど、最近のわたしのスタンスは

「今(現在)しかない」というのが一番しっくりきている。

正直、過去も未来もないと思っている。今この瞬間しかない。

というより過去も未来も、今現在に集約されていると言うのが近いかもしれない。

まだ見ぬ未来を必死にイメージして、貴重な今この瞬間を浪費するより、

目の前に現れたものに「あ、なんか面白そう」と手を伸ばせる自分でいたい。

今この瞬間が充実したら、過去も未来も満たされていく。そんな感覚で日々生きています。

時間軸の捉え方は、その人の生き方そのものかもしれないと感じる今日この頃です。

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