今まで自己啓発や経営者セミナー等にも参加してきたわたしとしては、ビジネスの本質は「お客様のお困りごとを解決すること」だと教えられてきました。
その視点は、今でも大切に持っています。
ただ、オンラインビジネス(に限ったことではないかもですが)界隈でよく言われる
さらに一歩進んだ視点・・・
「お客様の望む未来」を見せてあげる、という考え。
かつて、わたしはそこに違和感は抱いていなかったのですが、同時にこれを考えるのはすごく困難でした。
ピンとくるものが浮かばなかったから。
その当時は、自分の実力不足だと思いました。
自分にもっと力も実績もあれば、自信をもってお客様に望む未来を見せて差し上げられるのに、と。
でも今は、考え方が変わりました。
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お客様の望む未来なんて、お客様にしかわからないのです。
それをこちらから提示するって、なんて傲慢なんでしょうか!!(笑)
わたし、ここの思い込みが外れたときもう恥ずかしかったです、自分が^^;
そして、それまでのお客様に対して申し訳ないと思ったのです。
お客様の中にも、「わたしは本当はどうしたいんだろう?」と悩む人もいます。
そんなときに、“よさそうな未来”を提示されると、言語化できなかったものが目の前に現れたように思って、飛びついてしまうことがあるんですよね。
わたしも何度もありました。そして、よかったものもあるし、後悔したものもありました。
これは、
興味付け⇒購買に至ったという点で、セールスコピーやセールス手法は優れていたんでしょう。
それを批判するつもりはないのですが(よくあるマーケティング手法ですし)、わたしはそれはやりたくないと思った。
やっぱり、お客様の未来って「お客様のもの」だから。
勝手にわたしが考えて提示するのって不誠実だと思ったんです。
これに気づかせてくれたのは、とあるお客様でした。

いわゆる「理想の未来」や「購入しなかった場合の未来」についてお話していたとき、
理想の未来にもピンと来ていなかったようですし、購入しなくても「まぁそれなりの人生を送るかな~」という、ある意味フラットなお客様でした。
わたしはそのとき、自分の実力不足で「理想の未来」を提示できなかったんだと思いました。
でもそのお客様は、「買います」と仰ってくださったのです。
理由は、「SAYAKAさんだから」「SAYAKAさんが作ったものに触れたいから」でした。
このとき、かなり衝撃を受けて、わたしの中の“未来のベネフィット教”が外れました(笑)
まぁ人が理由で選ばれるのもベネフィットの1つと言われればそうかもしれませんが、わたしはもっと純粋な感覚を感じました。
わたしがB’zのライブに行ったり、B’zの曲を毎日聴くのは、自己肯定感が上がるからでもないし、収入が増えるからでもない。
自信がつくからでもない、悩みが解決するからでもありません。もちろん、理想の未来を提示してくれるからでもない。
たったひとつ
「好きだから」
です。

「なんかいいな」「好きだな」と選ぶことって、とても豊かだと思うんです。
それを購入するために、悩みを抱える必要もないし、購入したあとは悩みを解消するためにがんばる必要もない。
世の中には、悩みを解消してくれるグッズやサービスもあります。
そういう視点からの発信があるのは自然です。
でもわたしは、悩みの解消よりも、「好きだから」「なんかいいと思う」からはじまるサービスをお届けしたいと思っています。
ここには悩みがあってもなくてもどちらでもいいのです。
だから、「お客様の理想の未来」は設計しません。
Atelier SAYAKAのプロダクトに触れた先で、何を感じ、何を見つけるのか。
それも、お客様おひとりおひとりのもの。
ただ「なんかいいな」と手にとっていただけたら、わたしはそれが一番うれしいです。
B’zのライブや美術館、お花を購入する・・・そういう悩みありきではなく、「いいな」からはじまる循環がわたしは大好きです。
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