立ち上がって手拍子する。拳を突き上げてジャンプする――。
これまで常識、当たり前だと思っていたライブ参戦のあり方が“禁止”された夜。
「こんなのライブじゃない!」と嘆いた瞬間から一転。
ライブが始まってすぐ確信したんです。ここは「人生最高のVIP席」だったって。
そしてもうひとつ気づいたのは、「問題解決」だけじゃ人生は豊かにならないということでした。
これ、最悪かも…と思ったときに、わたしがやったことまとめました^^
「ライブは立って盛り上がるべき」という常識の盲点

無意識のうちにわたしたちを縛りつける「こうあるべき」という常識。
仕事や人生に思い当たることはたくさんあったけど、まさか大好きなB’zのLIVE-GYMにまで“常識の罠”があったとは思いもしなかったんです。
もちろん、座って参戦する人たちもいていいと頭では理解していました。
でも、わたしの前提は「座ったままなんてもったいない!やっぱり立ち上がって全身で味わわなきゃ!」というもの。
そして、急きょ発表された6/27-28の2夜限定ライブ「B’z LIVE-GYM2026 -FYOP naked-」
なんと!当選したのです!
そこまではいいとして、当日発券されたチケットを見ると…
■着席指定席
このお席は着席指定席になります。公演中は座ってご覧ください。
との記載が!!
天井席のめちゃめちゃ見晴らしのよい一番前の席のど真ん中。
一見いい感じに見えましたが、なんと【着席指定】【スタンディング禁止】とのプレートが…!
B’zのライブでスタンディングしないなんて…
(以前、松本さんのソロライブをブルーノート東京でやったときはみんな着席でしたが)
最初は正直、楽しめないかもしれないとショックでした。
なんなら、後ろの席の方から「え?1列目の人たち立てないの?かわいそー」という声が聞こえてくるほど…。
実験:でももし、ここが“最高の席”だとしたら?

ライブ開始1時間前、ひとしきりショックを受けながら、
「残念だなぁ~」
「同じ当選でも前の方の人もいるしいいな~」
「わたしとあの人たちは何が違うんだろう」
と、モヤモヤ考えていました。
羨ましいなとかズルい!とかいろんな感情をそのまま自由に感じさせてあげる。
感情に良し悪しはないから、どんな感情が湧いてきてもOK。
ただ、湧き上がってきたものを眺めて、流れていくのを見送って、また湧き上がってきたものを眺めて・・・の繰り返し。
で、そのうち「ちょっと実験してみよう」と思ったんです。
なので、まずこう考えてみました。
B’zのお二人。そしてサポートメンバーのみなさまはプロです。しかも最高峰のプロ。
未だかつて、彼らのライブに参戦して「不満だった」ことが一度でもあっただろうか?
・・・いや、ない。
ちょっと遠いかもしれない席だけど、必ずやあの神様たちはわたしたちのところまで最高のパッション(今回のライブのテーマです)を届けてくれるはず。
そして、ふと周りを見渡しました。
こんなに多くの人がスタンディングなのに、わたしのいたLEVEL7とその下のLEVEL5の最前列だけが着席指定でした。
Kアリーナの総キャパ数は20,033人だそう。いっぱいですよね。
つまりね、選ばれし着席指定なわけです。
で、およそ着席指定席は300席くらいかなと見積りました(公式発表はないのでテキトーな数です)
するとなんと、当選確率は300席÷20,033席×100≒1.49%
あらやだ。超VIPじゃないですか(笑)
VIP・・・例えば、有名人が招待されたりしたら、きっとちょっとゆとりのある席で
座ったまま高みの見物(言い方すみません!)ができる見晴らしのよい特等席なのでは?と勝手にイメージしました。
…そうか!わたしVIPだったんだ!と、なぜか納得して
なんとなく心も身体もふんわりしてきました。
とはいえ、スタンディングができる席への憧れも残っていました。
「やっぱりスタンディング…」という気持ちも湧いてきます。
でも、それも湧いてきてもいい。
だって、やっぱりスタンディングのよさはありますからね^^
結果:常識が破壊されて世界が一変した

ライブスタートまでそわそわしていたわたしでしたが…
ライブのスタートから違いました。
いつも暗転してからスタートするんですが、今回割と照明が明るいままスタートしたんですよね。
で、気づいてしまった。
メンバーの導線まで全部見えてしまうことに。
そして、何よりわたしの席は最上階の最前列、ステージの超ど真ん中、ドンピシャの直線上にあったんです。
なので、稲葉さんは割といつも真正面でパフォーマンスしてくれますし、
松本さんもたびたび正面にやってきてギター弾いてくれる・・・
わたしのためにどうもありがとうございます!!と言いたくなるほどの贅沢でした。笑
しかも、いつものライブでは、前に背の高い人が来ると見えたり見えなかったり…なんてこともしばしば。
ところが、今回は見下ろす形で前に遮る人も物もないため、
遠いはずのステージへの没入感が凄まじく、肉眼でもメンバーの姿が驚くほどよく見えたんです。
「やっぱりここはハズレ席なんかじゃない、むしろ天空のVIP席だ」
ライブが始まってすぐに感動で胸が震えました。
しかも、座ったままでもリズムには乗れるし、何なら席が固定なので誰かがはみ出てくるとかそういう心配もまったくなくて。
本当にわたしのためのステージ?と錯覚するほど、ステージしか見えなかった。
そしてあの『ultra soul』が流れたとき、確かに立った状態からのジャンプはできなかったけれど、結局上半身だけでも跳ねてるし何の違和感もなかった(笑)
ステージが終わるころには、わたしの頑固な常識が心地よく、鮮やかに覆されていました。
やっぱり「解決」しなくてもよかった

この体験を聞いて、負け惜しみだと思う人もいるかもしれません。
でもわたしは、もうひとつ大事なことと自分自身の原点に気づきました。
カウンセラーになってから約15年。
駆け出しのとき、「話を聴くだけで、解決策を教えてくれないカウンセリングなんて意味がない」とよく言われていたんです。
あのときのわたしは、それに対して受け答えがうまくできず、自分の価値に悩んでいました。
当時のわたしは「やっぱり答えを出して、綺麗に解決してあげる方が役に立つよね…」と、自分で自分のことを疑っていたんですね。
でも今なら、
「本当に解決しなきゃ意味ないと思ってる?」
「解決しなくても気持ちが楽になったり、生きやすくなったり、心が軽やかになったら…めっちゃいいと思わない?」
「解決しないと自分は楽に生きられないんだって、思い込んでない?」
って逆に聞き返しちゃう。
もちろん、スパッと解決できることも中にはあると思う。
それができるならそれに越したことはないけれど、人生の中で直面する悩みや課題、問題って、
必ずしもスパッと解決しないことの方が多いんじゃないでしょうか。
例えば、一応の解決を見ても心にしこりが残ったり、100%の解決が難しかったりすることの方が、はるかに多い。
目の前の問題をすべて綺麗さっぱりなくすことばかりに執着していたら、延々と問題解決のもぐらたたきをしてずっと息苦しい。
だからこそ、あえて「解決」を手放してみる。
そうすると、ちょっと心に余白が生まれる。
そのままの自分で心地よく生きられる瞬間が増えてくる。
そう、
悩みや課題があっても、わたしたちは幸せを感じてもいい。
あなたは心の余白、どうやって作っていますか?^^
羽休め、する?

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